阪大OCEANS 第二回シンポジウム
海事産業と拓く"地に足のついたAI開発"
― 初年度の成果と、BRIDGEで広がる次の歩み
阪大OCEANSは2025年4月の開設以来、造船・海運・船級が結集する海事産業の現場と並走し、まずは設計の自動化を中核に、生成AIを実務の現場で活かすためのフレームワーク作りに取り組んできました。仕様詳細の自動生成、CAD設計支援、流体シミュレーションの高速化、船型生成によるパラメトリックロール感度評価──いずれも現場のデータと知見に根を下ろした"地に足のついたAI開発"です。並行して、大規模言語モデルによる複数ロボット協調や溶接タスクの最適化など建造現場へのAI実装にも踏み出し、その先にあるフィジカルAIへの道筋を見据えています。こうした歩みが評価され、本年度より「研究開発とSociety5.0との橋渡しプログラム(BRIDGE)『AIの活用による次世代造船所の実現に資する技術開発』に関する研究支援業務」(実施機関:国立研究開発法人海上技術安全研究所)に本テーマが採択され、活動の射程はさらに広がる新たな段階に入りました。
開設2年目を迎えるこのたび、これまでの研究成果と今後の展望を共有する場として「阪大OCEANS第二回シンポジウム2026」を開催いたします。基調講演には、わが国海事政策の中枢を担われる国土交通省 大臣官房技術審議官 今井新氏、そして欧州の造船設計・運航デジタル化プロジェクト「SEUS」を率い、ノルウェー海事産業のAI研究を牽引するNTNU(ノルウェー科技大) Henrique M. Gaspar教授をお迎えします。続くパネルディスカッションでは、BRIDGEを起点に日本の船舶設計・建造・運航をいかに革新していくかを、産業界の第一線でご活躍の皆さまと議論いたします。海事産業の現場から立ち上がるAI研究の到達点と、その先にある飛躍を共に体感いただける一日となれば幸甚です。
ご多用のところ誠に恐縮ですが、ぜひご臨席賜りますようお願い申し上げます。
- 日時
- 2026年6月24日(水) 13:00-17:30(12:30開場)
- 会場
- 大阪大学 吹田キャンパス コンベンションセンター3階 MOホール
- 参加費
- 無料(事前の参加登録が必要です)
- 定員
- 150名(※オンラインからは人数制限なくご参加いただけます)
- 主催
- 大阪大学大学院工学研究科
- 共催
- 今治造船株式会社、ジャパン マリンユナイテッド株式会社、一般財団法人日本海事協会、株式会社MTI
- 協賛
- 海事プレス社、日本海事新聞社
プログラム
- 13:00
- 開会挨拶
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-
大政 健史大阪大学大学院 工学研究科 研究科長
-
- 13:10
- 来賓挨拶(1)
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-
曽我 貴也日本郵船 代表取締役社長
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- 13:15
- 来賓挨拶(2)
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-
庄司 るり海上・港湾・航空技術研究所 理事長
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- 13:20
- 基調講演(1)
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-
今井 新国土交通省 技術審議官
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- 13:40
- 基調講演(2)
-
-
Henrique H. GasperNTNU Department of Ocean Operations and Civil Engineering, Professor
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- 14:00
- OCEANS成果報告(1)
「阪大OCEANS 初年度の成果」 -
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一ノ瀬 康雄大阪大学大学院 工学研究科 先進海事システムデザイン共同研究講座 特任准教授
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- 14:20
- 休憩 (15分)
- 14:35
- OCEANS成果報告(2)
「生成AIによるシリーズ船仕様詳細の自動生成」 -
-
脇田 康希大阪大学大学院 工学研究科 先進海事システムデザイン共同研究講座 特任助教
-
- 14:50
- OCEANS成果報告(3)
「生成AIを活用した船舶CAD設計支援システムの開発」 -
-
畑山 浩介大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 修士課程
-
- 15:05
- OCEANS成果報告(4)
「生成AIによる流体シミュレーションの高速化 ―波浪中CFD代理モデル開発―」 -
-
中植 大地大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 修士課程
-
- 15:20
- OCEANS成果報告(5)
「船型自動生成によるパラメトリックロール感度影響調査」 -
-
酒井 政宏大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 准教授
-
- 15:35
- OCEANS成果報告(6)
「大規模言語モデルを用いた複数ロボット協調」 -
-
堀井 隆斗大阪大学大学院 基礎工学研究科 システム創成専攻 准教授
-
- 15:50
- 休憩・ポスターセッション (30分)
- 16:20
- パネルディスカッション
「BRIDGEに期待する成果と今後の展望」 -
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司会: 一ノ瀬 康雄大阪大学大学院 工学研究科 先進海事システムデザイン共同研究講座 特任准教授
- パネリスト:
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辰巳 晃大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 准教授
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堀井 隆斗大阪大学大学院 基礎工学研究科 システム創成専攻 准教授
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満行 泰河横浜国立大学大学院 工学研究院 准教授
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高橋 賢司今治造船 経営企画本部 DX推進室 室長
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島川 義明JMU 設計本部 設計統括部 設計システムグループ 主査
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大田黒 哲哉日本海事協会 デジタル本部 デジタルトランスフォーメーションセンター
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- 17:20
- 閉会挨拶
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牧 敦生大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 教授
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- 18:00-20:00
- 閉会後、懇親会
- 会場:リーガロイヤルホテル(大阪)直営レストラン ミネルバ
※内容は変更になる場合があります。
ポスターセッション
- (1)
- 生成AIを活用したPFD自動生成技術の開発
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大宅 暁株式会社MTI 船舶物流技術グループ 船舶システムチーム
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- (2)
- 生成AIを活用した船舶CAD設計支援システムの開発
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畑山 浩介大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 修士課程
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島川 義明JMU 設計本部 設計統括部 設計システムグループ 主査
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- (3)
- 生成AIを用いた代替燃料供給システムのリスク分析
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柳本 史教日本海事協会 開発本部技術研究所 機関・海洋環境部門脱炭素ユニット
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- (4)
- 生成AIによる流体シミュレーションの高速化 ―波浪中CFD代理モデル開発―
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中植 大地大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 修士課程
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- (5)
- 固有ひずみFEMによるブロック組立解析の効率化および強度評価との連携に関する研究
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辰巳 晃大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 准教授
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- (6)
- 船型自動生成によるパラメトリックロール感度影響調査
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Sreenath Subramaniam株式会社MTI システム設計開発チーム システムインテグレーション&コンサルティンググループ
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郭 章怡大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 修士課程
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- (7)
- 複数ロボットを用いた溶接施工・品質管理のタスクスケジューリング
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黒田雄一朗株式会社MTI システム設計開発チーム システムインテグレーション&コンサルティンググループ
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※内容は変更になる場合があります。
参加登録
ご参加を希望される方は、下記フォームより事前のご登録をお願い申し上げます
定員: 150名(対面参加 : 大阪大学吹田キャンパスMOホール)
* オンラインからは人数制限なくご参加いただけます。
* 対面参加は定員になり次第募集を締め切らせて頂きます。
参加費: 無料
参加登録はこちら(新しいタブで開きます)アクセス
会場
大阪大学吹田キャンパス コンベンションセンター3階 MOホール(新しいタブで開きます)
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-1
交通
- 阪急電車千里線「北千里駅」下車、東へ徒歩約30分
- 大阪モノレール「阪大病院前駅」下車、南西へ徒歩約10分
- 阪急、近鉄バス「阪大本部前」下車、南へ徒歩約3分
お問い合わせ
本シンポジウムに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
大阪大学 大学院 工学研究科 先進海事システムデザイン共同研究講座
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-8 テクノアライアンス棟A808号室